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  • 2018.10.15 Monday
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三軒茶屋の名画座「中劇」に行ってきた。

JUGEMテーマ:映画館で観た映画


「ふみ子の海」という映画が再上映するからと誘われて訪れたのが、三茶にある「中央劇場」略して中劇。

私が銭湯だと思って通りすぎようとしたのが、まさかの中劇でした。

え、ここ映画館なの?!?
だってこんなんだもん。



↑裸のカッパみたいな男女。なぜ裸。

そんな強烈なファーストインプレッション。


中に入ってみると、これまたびっくりしました。



まさに 昭和。

「虹をつかむ男」や「ニューシネマパラダイス」を彷彿とさせるような、当時のまんまっぽい内装。

イスも、座りなれたシネコンのイスとはだいぶ違うのもご愛嬌。



上映中やたら冷えたのでなんでかなぁと思ってましたが、その理由が帰りがけに分かりました。



暖房設備、これだけw


ま、ご愛嬌!!



とまあ…昭和カルチャーショックもほどほどに、ここらで「ふみ子の海」の感想。

時代は戦後すぐ。
貧しさゆえに生まれた時から全盲のふみ子が、丁稚奉公であんまをしながらも点字を学び、健気に、ひたむきに生きていく。
そんな、いつしか周りからすすり泣きが聞こえてくる感動ドラマです。



ふみ子が・・・ふみ子が、かわいくてしゃあないのよう・・・

舞台は新潟かどっかの東北で、雪がすっごいのに、足とか首筋とか生肌で、すっごい寒そうなの・・・。
ふみ子の周りは基本的にいい人が多いのが良かった。悪い人はあんまり出てこないこの映画。
昭和の人情ってやつを感じました。厳しいのも実は優しさの裏返し、そんな気質の時代だったのかしら。
いやあ・・涙もろいものでやっぱり私も泣いてしもた・・・。
後ろからはオバチャンのもっと激しい嗚咽が聞こえました。
隣の彼もこっそり泣いてたらしい。
もうね、劇場全体が号泣。

そんな映画を、この映画館で見れたことが貴重な体験のように思えました。

2時間みて体が痛くなってしまったけど、まぁいいか〜と許せてしまうかも。

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  • 2018.10.15 Monday
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コメント
三軒茶屋中央劇場でグッグってお邪魔しました。大好きです!かっぱの映画館。ここがなくなったら東京に住む意味がないと思える程…。昭和それも30年代かな三丁目の夕日の時代、暖かいね〜。冬の暖房は床に設置された電熱器みたいな円盤が温まっていい感じの暖かさだよ。だからお気に入りの席は円盤に足が載せられる所、今のエコの見本みたいだ。優しい暖かさ!座席がちっちゃいのもお隣が近くて皆で映画観てるっていう一体感があって好き!不思議と皆さんマナーが良くていい上映環境ですよ。外の音も入って来るけどそれもありで、夏のエアコンの轟音もありです。とにかくこの空間が堪らなく好きです!時間が経るにつれて益々その存在が重くなっているそんな映画館です…イラストお上手ですね!今度行かれた時、受付の人に渡されてみては…きっとロビーに飾っていただけますよ。楽しみです。ふみ子の海は観れなかったけど、育子からの手紙がかかれば絶対行きます。映画館の前の花屋さん綺麗です。こんな素敵な場所他にないと思います。いつまであって欲しいそんな思いです。
  • 黒ちゃん
  • 2010/12/29 12:33 AM
はじめまして〜コメントありがとうございます。
中劇のような映画館は本当に東京でただ一つかもしれませんね!
変わりゆくスピードが早い中、時を積み重ねてできたこの空間に最初はびっくりしましたが、映画を見て後にする時はすごく貴重な時間を過ごせた気がしました。
また来たいなと思わせる映画館ですね、ずっとあそこに佇んでてほしいですね。
そしてこういう場所で、みんな映画見て泣いてるって空気感がまたおもしろかったですw

一つだけハテナ?に感じたのは、入り口のもぎりで、自動券売機でチケットを買うにもかかわらずその券売機の横にちゃんと一人係員がいたことです。
券売機の意味なくないか?!(盗難防止?)とひそかに思いましたが、そんなところがまたにくめないですw

イラストにもお言葉ありがとうございます。
飾っていただけますかねー!!笑
そんなアットホームな気遣いがありそうなトコがなんともまたイイですねえ。
  • マイコ
  • 2011/01/09 4:05 AM
コメントのお返事ありがとうございます!今日、今年最初のカッパの映画館行ってきました。「獄に咲く花」が見たくて…去年の春に有楽町スバル座で単館上映して以来で、こういう作品を上映してくれるのは、ここしかないと思います。あんまり映画で商売に成らなくても構わないみたいです(笑)。肝心の内容はよかったです。吉田松蔭と彼を愛した高須久という人の物語で、高須久を演じた、近衛はなさんの美しさに魅とれました。内面からの美しさがすごく出てて、すっかり好きになりました。
あっ、イラストの件、受付の人に話してみましたよ!何でも映画館の社長さんが内装、外装全てにこだわってて創業当時のままにどどめているとのことでした。しかし、映画館を愛してくれる人の作品なら飾って頂けるんじゃないかなぁ〜。あっ、ちなみに私は、椅子ちっちぇ〜バージョンを携帯の待受に使わせていただいてます(笑)。
「獄に咲く花」今週いっぱいです。よかったら行ってみて下さい。併映作品はお勧めしません。(笑)最後に何故、ねこじゃなく、ぬこなんですか?
  • 黒ちゃん
  • 2011/01/16 10:47 PM
ご返信ありがとうございます。
新年初の中劇、うらやましいです!
この時期は一番館内が冷えてそうですね〜(笑

「獄に咲く花」は幕末ものなんですね〜私も時代が大好きです。
近衛はなさん芯の強そうなお綺麗な方ですね。
映画自体もかなりしっかりと作られてるように見受けられます。
私も週末予定が合えば見に行きます!
三茶は意外と乗り継ぎが少ないので^^

イラストの件わざわざお話して下さって、しかも待ちうけにまで!
非常に嬉しいです!><
ですがこの絵はかなりザックリと描いたものなので、展示となると申し訳ない気持ちです・・。
もしそうなるのでしたらちゃんと気合を入れて描きますね!^^

>併映作品はお勧めしません。(笑)
ロストクライムだww み、見ました劇場で(爆笑)
もうやってるんですね・・・。
たしかにこれは事件に興味が無い人にはオススメしにくい・・・^^;

>なぜぬこ?
2chから生まれたインターネットスラング(俗語)の類だと思うのですが、
「ねこ」と「ぬくい(暖かい)」で「ぬこ」という言葉が出来たという説があるようです。
・・・が私はなんとなくヌクヌクしてそうな語呂が合ってるなぁと思ったので使ってます。
(スラングなんで敬遠されることもあるらしいんですが〜)
すぐのお返事またまたありがとうございます!このブログばかりのコメントで可笑しいですね。マイコさんのブログまだ全部は拝見してないんですが…ぬこ好き、手芸が特技なんですね。イラストもそうですが作品から暖ったかいものが伝わってきます。
暖ったかい場所に暖ったかい作品似合うと思います…そしてぬこも(笑)。三茶中央劇場、冬の風物詩ストーブ、敢えてエアコンじゃなく石油ストーブ。その前のお座蒲にぬこがまるまってたらなんとも言えない温々の光景ですね。最近巷では、ぬこが駅長やら店長やらで人気を集めてるとか…それなら、ぬこの映画館があってもいいんじゃない…そこでイラストと一緒にぬこちゃんも券売機の横に置かせてもらいたいですね。ホントかっぱの映画館の話は尽きないです。幻の二階席とか…
今度はいつ行くかは、番組次第ですけど…楽しみです。やはりこの前もイラスト通りのおじさんが最後列に座ってスーパーのパック鮨を食べていてもまぁここではそれも不思議とそんなに気にならないもんです。、
最後に「獄に咲く花」の近衛はなさんの美しさに心を奪われてます…(照)日本女性は日本髪に着物が一番です。あぁ、美し過ぎる…。逆行に光る黒髪の一本一本がフィルムに焼き付いて…。フィルムの暖かい色合いデジタルでは出ないと思います。マイコさんのイラストにもそれを感じますよ。暖かさが伝わってきます。新しい作品楽しみにしてます!
またお邪魔しますね!
  • 黒ちゃん
  • 2011/01/18 1:03 AM
お返事のお返事、ありがとうございます〜^^

「中劇×ぬこ」は素晴らしいアイディアだと思います!
あのレトロ感あふれる背景にぬこが佇んでいる光景は、想像しただけで疲れた現代人に訴えかけるものがあると直感しました!
絶対合います、ぬこ館長!
軽く「じゃらん」と並びそうです。

もう、受付でずっと寝てるだけでもいいんです。
お客さんに入るときと帰るときになでてもらうだけでいいんです。
絶対私リピーターになりそう・・・!

そういえば中劇、私のときも一人で着てるおっちゃん多かったです。
まさにパック鮨食べそうな^^

以前行った、取り壊しが決まった新宿三丁目の古い映画館「ミラノ座」も、場所が場所だけあって一見ホームレス風人もいっぱいいました。
あと、渋谷のラブホ街の中にある映画館では、お水みたいなスリップ一枚の女の子がはだしで劇場から出てくるのを見て大変驚愕した思い出が^^;
何でもありだ、東京・・・!

あと幻の二階席の話が何気に気になります!
そうか・・・あったんですね・・。

絵や作品にお言葉、ありがとうございます^^とても嬉しいです。毎日寒いから、ぬくもりを感じる暖かいものに仕立てようと一生懸命なのかもしれないです。

仕事がぼデジタルの画面と向かいっこなのもあり、手元でちゃんとそのモノの色を見ながら何かを作るって、本当に新鮮で楽しいです。

このブログも細く長くやっていきたいと思っていますので、記事によって関心ある内容だったり無い内容だったりすることと思われますが、
どうぞ気が向いたときにでもお付き合いくださ〜い^^
  • マイコ
  • 2011/01/18 11:36 PM
昨日の続きです…。やっぱりもっと書きたくなりました。頭の中ぬこで一杯です(笑)。色々想像して…ぬこ館長がマスコミで取り上げられて、一躍東京名所として脚光を浴び、連日満員札止めで映画観たくても入れないそんな夢のような光景を…。嬉しいやら悲しいやら、でも一度は見てみたいなぁ、満員の映画館。窮屈だろうなイスちっちぇから(笑)。
また、ここ映画のロケにもよく使われてるんです。最近では「空気人形」、ペ・ドゥナとARATAとのデートシーンで、パンフレットにもその写真載ってます。でも言われないと判らない程いい雰囲気です。雑誌「ユリイカ」のペ・ドゥナ特集号にも同じのが載ってます。三茶中央もそうなんですが、映画館の左奥の路地がまた面白くて、銭湯、飲み屋、古着屋などがまるでぬこがいかにもいそうな迷路の中にひしめいてるんです。自分がぬこになって歩いてみるのもオススメです。 イラストですが、私の頭の中ではこんなのがいいかぁというものかあるんですが、マイコさんの思いのままで描いて下さいね!なんかこんなことを書いていること自体が不思議です。
あっと最後にお知らせ!今月下旬から大森で何と、ぬこ映画特集が組まれてます。ねこタクシー、グーグーたってねこであるなどです。ねこタクシーみたかったから行きたい!
ぬこ映画館、うんじゃあ、かっぱはどうなる?やきもち焼くだろうな!(笑)じゃまたです!
  • 黒ちゃん
  • 2011/01/20 12:24 AM
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